リフォーム・注文住宅の相場

リフォームの相場

リフォームをしようと思ったら気になるのは費用です。ネットで検索すると30万件以上の結果が出てきます。無料で一括見積もりができるサイトなどを利用することができます。見積もりを出す業者を選ぶ際に役立ちます。しかしながら、施工内容により費用は大きく異なるため、リフォーム費用の相場はこのくらい、とはっきりしないのが現状です。建物の規模や間取り、デザイン、機能性など重視する点によってプランがそれぞれ違うので、費用は変動していきます。それでもおおよその費用を知るには、専門誌や雑誌、サイトなどで施工例をたくさん見て研案するのがよいでしょう。ただこれも、施工業者によっては同じような設備や建材などを使っていても値段が違ったりするので注意が必要です。坪あたりの単価が決められている定価制のもの、パック商品と呼ばれるものもあります。定価制のものは以前は全面施工が対象でしたが、最近はキッチン、浴室、トイレなど部分的施工に対応しているものもあり、選択肢のひとつとして考えてみるのもいいでしょう。気に入った業者をいくつかピックアップしたところで現地調査を依頼します。早い段階で正確な見積もりを出してもらうことが大切です。

リフォーム費用を削減するには?

px0010088580x

リフォームの際、その仕上がりはもちろんコストの問題も考えなくてはいけません。費用を上手に抑えるには、工法やテクニックを活用することが大切になってきます。

建材・住宅設備メーカーが開発しているリフォーム用の設備や建材を活用するといいでしょう。こういった商品には取付費などの施工費用を安く抑えてもらおうという工夫が盛り込まれています。材料費はやや割高になりますが、工期が従来品の半分~4分の1程度になるため、リフォームにかかるトータルコストが抑えられます。例えば床下にある排水管を動かさないまま交換できるリフォーム用のトイレ便器であれば、床補修費と排水管工事費が必要なくなりますし、リフォーム用の出窓であれば内壁および外壁補修費がかかりません。ただ、リフォーム用の商品はすべての住宅で設置できる訳ではないので、プロに現場を見てもらった上で相談してみましょう。

また、リフォームだからといってすべてを新しくする必要はありません。使える設備や建材は出来るだけ活かすといいでしょう。古くなり汚くなったキッチンも、ハウスクリーニングで表面の汚れを落とすだけで見違えたようにキレイになります。幅2,100㎜のシステムキッチンを新品で購入すると本体価格(20万円~)+オプション品+工事費とかなりの費用がかかってきますが、ハウスクリーニングであれば10万円以下でピカピカにでき、その日のうちにいつもと同じようにキッチンが使えるので、生活に支障も出ません。

それに加え、あまり過度なオプションをつけすぎないのも大事です。せっかくリフォームするなら、と欲張っていろんな機能をつけたくなる気持ちも分かりますが、生活していくうちにこれはなくてもよかったな、と後悔するかもしれません。窓サッシを例にとって考えてみましょう。コストを抑えるならアルミサッシがおすすめです。リーズナブルにサッシを変更することができますよ。軽くて扱いやすいので、検討してみてもいいかもしれません。家族みんながより住みやすくなるよう、取捨選択をしながらよりよいリフォーム方法を探していきましょう。

注文住宅の相場

注文住宅の建築費用の相場については地方差や工法によって差がありますが、全体的に上がって来ています。
注文住宅の場合は坪単価いくらと公表される事が多いですが、多くの人がマイホームに関しては何をするにも初めての経験になりますから、総建築費の見積を見てびっくりという場合も少なくは無いです。
注文住宅メーカーの言う坪単価には建物以外で必要な費用、例えば給排水工事費や電気工事費などは含まれていない事が多いです。
この給排水工事費や電気工事費が立地条件等により大きく異なります。
ちょっとした工事でも100万円は掛かりますので、総建築費はメーカーの坪単価x延べ床面積+αと考えてるべきです。
メーカの公表数字の他にフラット35融資の統計や住宅金融公庫が発表する相場を参考にすると良いでしょう。
フラット35融資の統計については給排水工事費や電気工事費なども含んだ全ての費用をベースにしているので、
一般の住宅メーカーの坪単価よりは高くなっているようです。立地条件により左右されている分も含むと言う事を念頭に置けばメーカの坪単価と同様に参考になります。
あとは、注文住宅の場合は相場を引き合いに出して安易な「値引」は期待せず、その分満足の出来る様な家にするようメーカーとよく相談する事が大切です。