リフォーム費用を削減するには?

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リフォームの際、その仕上がりはもちろんコストの問題も考えなくてはいけません。費用を上手に抑えるには、工法やテクニックを活用することが大切になってきます。

建材・住宅設備メーカーが開発しているリフォーム用の設備や建材を活用するといいでしょう。こういった商品には取付費などの施工費用を安く抑えてもらおうという工夫が盛り込まれています。材料費はやや割高になりますが、工期が従来品の半分~4分の1程度になるため、リフォームにかかるトータルコストが抑えられます。例えば床下にある排水管を動かさないまま交換できるリフォーム用のトイレ便器であれば、床補修費と排水管工事費が必要なくなりますし、リフォーム用の出窓であれば内壁および外壁補修費がかかりません。ただ、リフォーム用の商品はすべての住宅で設置できる訳ではないので、プロに現場を見てもらった上で相談してみましょう。

また、リフォームだからといってすべてを新しくする必要はありません。使える設備や建材は出来るだけ活かすといいでしょう。古くなり汚くなったキッチンも、ハウスクリーニングで表面の汚れを落とすだけで見違えたようにキレイになります。幅2,100㎜のシステムキッチンを新品で購入すると本体価格(20万円~)+オプション品+工事費とかなりの費用がかかってきますが、ハウスクリーニングであれば10万円以下でピカピカにでき、その日のうちにいつもと同じようにキッチンが使えるので、生活に支障も出ません。

それに加え、あまり過度なオプションをつけすぎないのも大事です。せっかくリフォームするなら、と欲張っていろんな機能をつけたくなる気持ちも分かりますが、生活していくうちにこれはなくてもよかったな、と後悔するかもしれません。窓サッシを例にとって考えてみましょう。コストを抑えるならアルミサッシがおすすめです。リーズナブルにサッシを変更することができますよ。軽くて扱いやすいので、検討してみてもいいかもしれません。家族みんながより住みやすくなるよう、取捨選択をしながらよりよいリフォーム方法を探していきましょう。