場所別リフォーム

ユニットバスのリフォーム

大量生産が可能であれば、それだけ単価あたりのコストが下がりますので、経済的にお得になります。いわゆるシステムバスと呼ばれているバスルームは、大量再生産されるパーツを組み合わせて施工するバスルームですから、ユニットバスと言って良いでしょう。システムバスへのリフォームで重要になるのが、工事費用の見積もり内容です。システムバスそのものはコストダウンされた価格ですから、かなり安く購入できるのです。しかし問題なのは、今までのバスルームを、どうするのかということなのです。今まで使用していた自宅のバスルームは、場合によると工事が複雑になってしまう可能性があります。単純なパーツであれば、分解と撤去だけで済ませられます。しかし在来工法である軸組建築で設計施工された一戸建て住宅のバスルームは、解体工事が必要になってしまうことがあるのです。とくに住宅と一体化しすぎてしまっているバスルームは、パーツ単位での撤去工事が不可能である場合も少なくありません。タイル壁を撤去することが、壁材そのものの撤去に繋がってしまう恐れもあります。システムバスそのものの価格が安くても、解体工事および撤去工事費用が割高になることもあります。システムバス単価よりも、解体撤去工事のリフォーム費用のほうが高くなる、というのは珍しくないのです。ユニットバスであるシステムバスへの交換工事は、必ずシステムバスとしての価格と、工事費用の総額を見積で提示してもらってから契約しましょう。

壁のリフォーム

某テレビ番組の影響もあるのか、最近はリフォームといっても、ビフォーアフター的な劇的変貌を狙ったものが多くなっています。中でも一番手っ取り早く、価格もさほどかからず作業を行うという点では、壁のリフォームが一番容易にビフォーアフターを実現させてくれるのではないでしょうか。

その作業メニューは多岐に亘ります。クロス、珪藻土、エコカラット(タイルの一種)、木質系(羽目板、単板化粧合板、プリント合板)、ペイント系などです。作業的に一番容易なのは下がクロスという場合でしょう。貼り替えるのは紙でもナイロンでも思いのまま、最近では珪藻土風のクロスも多く出回っています。対して作業的にやや時間を要するのが、木の上にクロスという場合やクロスから羽目板に替えるという場合、クロスをはがして石膏ボードの上にペイントするといった場合などです。

木の壁の上にクロス貼りをするという場合は、凸凹の下地処理をして平滑にした上でクロスを貼らなければなりません。その他、薄いベニヤを貼ってその上からクロスを貼るという方法もあります。いずれにしても、目地が入っている羽目板の場合、普通の貼り替え代に下地調整代がプラスされます。クロスから羽目板に変更という場合は、石膏ボードは釘打ちが出来ないため、普通は現実的ではありません。しかしながら、強度は落ちますが、接着剤を使用する方法であれば出来ないことはないでしょう。

以上は簡易的な方法で価格もかからない作業なのですが、木質から石膏ボードあるいはその逆となりますと、下地本体を撤去するという作業となり、より本格的な改築ということになります。

難易度の高いリフォームの例となると、壁にアクアリウムを埋め込むなんていうリフォームも最近では増えています。ただし、こういった大掛かりなものになると、建築士だけでなく、こちらのようなアクアリウム水槽設置の専門業者も巻き込んで設計が必要にあります。どうしても水槽のメンテナンスが必要になるため、そこまで考える必要があります。飼育する魚の種類によっても専門家から様々なアイデアをもらうことができますので、そのような大掛かりなリフォームであれば必ず専門家に相談するようにしましょう。

外壁のリフォーム

465067031どんなに頑丈に造られたコンクリートの建物であっても、定期的にメンテナンスを施さなければ、やがては人の住めない廃墟になってしまいます。
特に外壁がボロボロの状態になると、雨水が侵入しやすくなるので、どんなに強固に造られた建物であっても、内部からあっというまに腐食して崩れてしまいます。そうならないようどんなビルやマンション、アパート、一戸建て住宅であっても、定期的に工務店やリフォーム店に建物診断をしてもらうようにしたいですね。

工務店やリフォーム店による外壁塗装リフォームを行う必要があるかどうかを見極める時のチェック点は、まず建物にひび割れがあるかないかのチェックになります。最初は小さくて目立たないひびであったとしても、少しずつ亀裂が大きくなると、そこから雨水が侵食しやすくなるので危険です。内部から腐ってくると、木造ならシロアリも発生しやすくなりますし、コンクリートなら腐食が起こってしまうので、早めに外激塗装でふさがなければなりません。また外壁に触ったときに、砂のような感触が手に残るというのも問題ですね。少しずつ剥がれ落ちてしまい、外壁の意味をなさなくなるので、建物がそんな状態になったら、出来るだけ早くお近くの工務店やリフォーム店に相談するようにしましょう。

492817965ご自宅の見た目をアップさせるだけでなく、外壁の保護のためにも10年に一度は外壁塗装工事を行うのが理想的といえます。ただ、注意すべきは業者選びなのですが、何を目安に業者を見極めるとよいかというと、一つの目安は価格です。もちろん、外壁塗装工事にかかる費用は、使う塗料や面積によって異なりますが、その単価が業者によって大きく変わります。安いに越したことはありませんが、適正な価格は知っておくといいでしょう。

室内ドアのリフォーム

opened wooden door to modern living room interiorお年寄りや小さいお子さんがいる家庭におすすめなのが、室内ドアのリフォームです。室内ドアを引戸にリフォームすることで、さまざまなメリットがあります。引戸は開閉時に力をあまりいれなくてよいため、お年寄りや小さなお子さんでも楽に開け閉めができます。ドアから引戸にリフォームして、開いた空間に収納家具を置いて有効活用することもできます。

室内ドアのリフォームは一見難しそうに見えますが、実はそれほど難しくはありません。DIY初心者の方でも簡単にリフォームすることができます。とはいえ、引戸を一から作るのはハードルが高く失敗する可能性が高いです。DIY業者や建材メーカーなどから、好みの色やデザインの引戸を購入しましょう。最近では、開口部さえあれば簡単に設置できるリフォーム対応の引戸を取り扱っているメーカーも増えてきています。壁に外付けするタイプの引戸なら、DIY初心者の方でも簡単に設置することができます。

引戸は開閉の仕方や設置方法によって種類も様々です。たとえば、引戸の開き方には片引き戸、引き込み戸、引き違い戸、引き分け戸があります。戸の設置方法も敷居があるタイプかレールがなく床がフラットになる上吊りタイプなど戸の構造によって異なります。部屋のタイプや用途のほか、交換する場所や予算に合わせて選ぶとよいでしょう。

引戸に使用されている素材もメーカーによってさまざまです。主な素材は木製やアルミ・銅板などです。和洋、どんなスタイルのお部屋にもマッチするデザインの引戸が人気です。あたたかみのある雰囲気を好まれる方は、天然木を使用した引戸を、シンプルでモダンなイメージを好まれる方はアルミや銅板で出来た引戸を選ぶとよいでしょう。お部屋の雰囲気に合わせてドアの色やデザインにこだわりたい方は、LIXILのファミリーラインパレットというシリーズの引戸がおすすめです。

最近では、引き戸の設置方法について紹介しているホームページや、動画サイトもたくさんあります。そういったサイトを見ながら、自分でチャレンジしてみてください。

常夜灯を設置するときのポイント

部屋全体を照らすには照明を使い、手元などをピンポイントで照らしたい時は持ち運びがしやすいタイプの携行灯や卓上ライトなどを使います。夜間、廊下などで転倒防止に常夜灯を付けようと考えている方もいらっしゃるでしょう。今時はホームセンターでも足元用ライトが売られていますが、どういう点に注意して選べばよいのでしょう。

明るすぎないものを選ぶ

危険防止という意味では明るいものをおすすめしますが、常夜灯があまりにも明るすぎると、トイレに立つたびに目が冴えてしまいます。それでは熟睡できず、昼もぼうっとしてしまいます。それを防ぐためにも、常夜灯は明るすぎないものを選びましょう。明るさを調節できるタイプのものであればなお良いです。また、光の色はオレンジ系の暖色系にし、安心感を与えるカラーにしましょう。

省電力タイプを選ぶ

常夜灯は性質上、一晩中点灯しておく必要があります。省電力タイプにすることで電気代を節約しましょう。LEDや電力消費が抑えられるでしょう。

熱がこもらないようにする

常夜灯は光エネルギーだけではなく、熱エネルギーを放出します。常夜灯の周囲に物が密集していると、上手く放熱ができず、常夜灯の寿命が短くなるほか、火事の危険性も高まります。LEDであれば熱は出ないと思われている方もいますがそれは誤りで、実際は熱が出ています。また、LEDは熱に弱いため、きちんと放熱できるだけのスペースを確保しましょう。

転倒防止という観点においてはLEDテープライトをおすすめします。理由は以下の通りです。

1.連続して光を配置できる

足元用ライトは、設置したその周辺のみを照らすものがほとんどです。LEDテープライトであれば、廊下にそって連続的に光源を設置することができるため、足元全体が明るく、光の届かない夜間であってもうっかり踏み間違えるということもありません。

2.曲面も光らせることができる

寝室は2階だが、トイレは1階のみにあるというご家庭の場合、階段を下りなければいけませんよね。LEDテープライトであれば、折り曲げることができるため、階段が折り返すような曲面であっても光を配置することができます。

3.消費電力が少なく、長寿命

これはLED全体の特徴ですが、消費電力が少なく寿命が長いため、コストパフォーマンスが高いです。

自宅に設置するのであれば、こちらをおすすめします。こちらのLEDテープライトは、オプションのリモコン式調光器を使うことで明るさを調整することができるため、常夜灯にふさわしい明るさにすることができます。安価な常夜灯の場合、LEDライトにありがちな、目を刺すような強い光のものも少なくありません。

それではトイレに立つたびに目が覚めてしまいますが、高品質なLEDテープライトならそのような心配もありません。防水なので、水回りの照明や屋外にも使うことができます。間接照明としてはもちろん、メインの照明としても利用できる明るさを持つため、活用シーンは様々です。 常夜灯で足元を照らし、住宅の安全性を高めましょう。

庭のリフォーム:ウッドデッキ設置

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お庭のリフォームの一環として、近年人気が高まっているウッドデッキ。お庭に面したテラスに、地面よりも一段高く設置した木製の甲板のことをいいます。リビングからお庭に続く空間を一体化できるため、もう一つのリビングとして広々と使うことができます。デッキにチェアやテーブルを置いてちょっとしたオープンカフェのようにしたり、子どもの遊び場として使ったり、家族の寛ぎのスペースとして有効活用できます。

ウッドデッキは大きく分けて2種類あります。天然木材と人工木材(樹脂木材)です。初めてウッドデッキを設置する際、天然木材と人工木材で迷う方もいるでしょうが、実用性を考えれば人工木にすることをお勧めします。一般的な利用方法の、族の寛ぎスペースとして使用するなら、天然木材よりも人工木材の方が快適かつ長く使えます。耐久性が高いのは想像しやすいと思いますが、快適に使える理由は「表面温度」です。天然木材を使用したウッドデッキは、夏や日差しの強い日はデッキ部分の温度が上昇します。炎天下のウッドデッキの温度は、60度を超えることもあります。床暖房の表面温度は30度ほどなので、いかに熱いかがわかります。ウッドデッキをせっかく設置しても、熱くてお庭に出られなければ有効活用できません。

そこでおすすめしたいのが、彩木ウッドデッキです。彩木ウッドデッキは、木材よりも熱容量の少ない高密度の発砲ウレタン樹脂で表面を覆われています。そのため、木よりも熱を溜めにくく、火傷の心配がありません。夏の炎天下でも熱くなることがなく、安全にデッキを歩くことができます。彩木ウッドデッキは、天然木から木目の型取りをし、天然木のような自然な色むらを再現しており、質感も天然木のような質感です。そのため、木の温もりを感じることができます。また、彩木ウッドデッキはメンテナンスが不要な点も魅力のひとつです。強い日差しや雨風による経年劣化を受けにくいといった、高い耐候性があります。夏の日差しでウッドデッキが熱くなるのが心配…という方は、熱を溜めにくい人工木材を使用してみてはいかがでしょうか。

玄関のリフォーム

新築一戸建てを購入した時は、どこも綺麗で設備も整い、何の問題もなく暮らすことが出来ますが、年月を重ねると徐々に家の中や外など、あちこちで不具合が確認されるようになるので、住みにくいと感じるようになります。
最初におかしくなりやすいのはドアや窓などの建てつけですが、引っ越してきた当初はスムーズに開閉ができたのに、だんだんと動かしにくくなったり、ちょっと力を入れたり、上に上げ気味に動かさないとうまく開閉ができなくなったりするので困ってしまいますよね。
これは経年劣化ゆえに仕方がないことであり、特に地震が多い日本ではある程度は仕方がないことかも知れませんが、それが玄関ドアの場合はそのままにしておくのは良くないでしょう。
窓の開け閉めに多少の不具合があったとしても、それは家族が開け閉めするものなので、他人に気付かれたりすることはありませんが、玄関の場合は不特定多数が出入りするところなので、突然誰かが訪ねてきたときに、中に入りにくくなってしまうようなことがあります。
せっかくのお客様にそんな思いをさせては失礼にあたるので、玄関ドアの建てつけがおかしいと思ったら、すぐにお近くのリフォーム会社に連絡して直すか、取り替えてもらうようにしましょう。

賃貸物件のリフォーム

賃貸住宅に入居していると、住宅に関する管理責任は管理会社である不動産会社が負っていますので、住宅トラブルが発生した場合の多くは、不動産会社が問題を解決してくれます。住宅トラブルというと曖昧な部分もありますが、要するに、賃貸住宅の入居者が故意でもないのに、破損や損壊などのトラブルが発生してしまった場合のことです。賃貸住宅トラブルの代表例と言えば、雨漏りが挙げられます。入居者が屋根を故意に壊した、というのでなければ、雨漏りは自然な劣化の一つと言えますので、賃貸住宅である以上は管理者責任によって、不動産会社が修繕工事を手配してくれます。もちろん不動産会社が費用を負担しますので、入居者は修繕工事費用を支払う義務は、ありません。正確に言うと、管理会社である不動産会社と、オーナーである賃貸住宅物件所有者が話し合って修繕工事費用等の話し合いをすることになります。ただし、注意点があります。賃貸物件リフォームとして修繕工事が行われる雨漏り工事は、応急処置で済まされる場合が多いということです。屋根の葺き替えは高額費用が必要ですが、応急処置ならば低価格で済みます。賃貸物件リフォームは、不動産会社と所有者が話し合って、工事費用と工事効果を見極めて、ある意味で妥協点として導き出される工事内容になることが多いため、必ずしも根本的な雨漏り問題解決になるとは限らないのです。屋根を葺き替えずに、毎年、雨漏り応急処置をしたほうがコストが低いと判断されることもあるからです。

雨漏り修理は専門業者へ

gf1420772316x雨漏りというと、40代前後の方ならドリフのコントを思い出すかもしれません。あっちこっちで雨漏りをし始め、鍋やヤカンでそれらを受けて、ところどころ音が外れてドリフターズの面々がずっこけるなんてコントです。

あれを見ていると雨漏りがちょっと楽しく思えてきたりしますが、実際の雨漏りは苦痛以外の何物でもありません。特に、原因が分からずに雨漏りを繰り返すという苦痛については、経験したことがある人しか分からないことでしょう。

実は私自身もその経験があります。広いのに家賃が安い部屋に住んでいたのですが、理由は築50年ぐらいの古い物件だったからです。中はリフォームしてあって、快適だったのですが、雨が長期間、もしくは大量に降ると必ず雨漏りしていました。マンションだったのですが、必ず同じ個所で壁紙が大きく膨れ上がって、いつ剥がれて落ちてくるそれはもうドキドキでした。不動産会社に内装業者を手配してもらって、なんども見てもらいましたが、原因は分からないとのこと。もちろん、自費負担で直すわけもなく、そのまま過ごす羽目になりました(2回ぐらい壁紙の張替はお願いしましたけど。もちろん無料で)。この通り、原因が分からない雨漏り程厄介なものはありません。

これは賃貸マンションだったからよかったものの、これが持ち家だったら戸建て、マンションを問わずたまったものではありません。また、実際に原因が分からずに困っているという方もいるかもしれません。私が見つけ出した業者で一番良かったのが、日本美建という雨漏り修理の匠集団です。雨漏り修理に10年保証をつけてくれるのが一番いいと思ったポイントになります。なんといっても、日本美建のサイトにも書いてあるのですが、「雨漏り箇所がそのまま原因ではない可能性もあり、しっかりと技術をもった職方でなければ見抜けない場合だってある」とあるように、やはり専門の職人さんに徹底的に原因究明してもらう必要があります。

雨漏りを放っておくと、住まいはどんどん痛みます。また、適当に表面だけ取り繕うような修理業者に任せてしまうと、雨漏りを繰り返すだけです。雨漏りはしっかりとした職人に徹底的に見てもらって、完全に直すようにしましょう。